台風19号

 台風19号の強風と豪雨により被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。ここ浜松でも伊豆半島上陸の3-4日前までは、近くを通過する可能性も考えられ、また昨年の24号の記憶もあって温室業者に屋根のビスの点検や天窓のテープ留めなどを依頼し対応しました。お蔭で当温室は目立った損傷もなく無事に過ぎました。記録的強風とのことで、これまで以上に風で飛ばされる可能性のある屋外のものは全て、また多数のランの資材も屋外に置かれており、これらを一つ残らず固定したり納屋に取り込んだりと2日掛かりとなりました。台風が去った後には、今度はこれらを元の状態に戻す作業がやはり2日程続き、昨日15日にやっと終わり、今日明日からランの発送もできるようになりました。ランにとり最も好季節な10月が、温室には最も危険な月になるとは皮肉なことですが、今後とも自然の脅威にはできうる限り乗り越えていきたいと思います。

現在開花中の原種

 温度が30℃を切る気候になり多くの種で花芽が発生しています。下記写真は現在開花中の原種の一部を撮影したものです。

Den. victoria_reginae
Den. yeageri blue
Den. oreodoxa
Den. endertii aff.
Den. sp
Bulb. dolichoblepharon
Bulb. williamsii
Coel. longifolia
Coel. sp
Phal. bellina wild
Phal. appendiculata
Phal. lindenii

Bulbophyllum scaphioglossum

 本種は2014年登録のニューギニア生息のバルボフィラムで、現在浜松温室にて開花中です。新種のためかorchidspecies.comには記載が無く、栽培方法についての情報はネットからは見当たりません。当サイトでは発見から2年後の2016年10月に入手し、同年の歳月記10月と11月に取り上げました。それ以来3年が経ち、栽培に関するデータもある程度得られたため今回再度本種を取り上げてみました。

 Bulb. scaphioglossumの形態情報はBulbophyllum scaphioglossum J.J.Verm. & Rysy, Orchidee 65 (2014) 142のサマリーで、また花画像はWikispeciesで見られます。入手時には標高情報がなく、その花や株形態がBulb. nitidumに似ていることから、低温室(15-25℃)にて栽培を1年ほど行い、新芽の発生と開花を確認しました。現在はその場所から中温(15-28℃)場所に移動し2年が経過します。その間に一回の植え替えを行い、現在は炭化コルク付けにしています。もっとも成長の良い支持材はヘゴ板で30cmx10cmと株に比べてやや大きめのサイズが最適です。

 栽培で観察される印象からは標高1,200mの雲霧林(コケ林)生息のBulb. nitidumと同じか、やや低地と思われ、根は常に湿っている状態が必要です。雲霧林帯の生息種は一般的に低輝度環境とされますが、当温室での本種はLED直下の比較的高輝度な位置にある株の方が、葉やバルブに勢いを感じます。また低 – 中温タイプのバルボフィラムは高温に比べ成長芽の発生は遅く、多くても1年に2芽(2バルブ)程度であるものの古いバルブからの落葉も遅く数年もすれば大株になります。下写真は写真1-3がBulb. scaphioglossumで7日の撮影です。写真3は株の一つで植え替えから2年間で2倍ほどのバルブ数になったものです。本種は大きなリップと、その中心に走る金色の太いラインが特徴です。写真4-5は同じCodonosiphon節の写真4はBulb. nitidum、写真5はBulb. nitidum aff.です。生息地も同じニューギニアで本種の類似種として掲載しました。2016年の歳月記で指摘しましたが、orchidspecies.comでは現在もBulb. nitidumの生息域は1,200mのコケ林としながらも、温度マークは高温となっています。このhotマークは夜間温度が24-29℃の標高0-1,000mと定義されており誤記と思われます(Climate of Papua New Guinea, J.R. McAlpine、etal.著にはPNGの標高1,200mの最低・最高年間平均温度は15℃-26℃)。Bulb. nitidumは中温室あるいは山上げなくして日本の夏は越せません。

 ちなみに上記のBulb. nitidum aff.のaffはaffinityの略で生物学名用語の近縁(類似)種を意味します。ネットでは写真5の形状に似たBulb. nitidum画像も見られますが、サイズが11- 12cmとされているのに対し、写真5の株はラテラルセパルの長さが8cm以上あり、左右のセパルが後ろに反る前の開いた状態ではスパンが16cmを超え一般種とはサイズが異なることからaffとしたものです。Bulb. scaphioglossumについてのマーケット情報は国内には見られず、海外ではNT OrchidでUS$60.00が見られます。当サイトでは2016年11月の記載と変わらず、およそその半額です。

写真1 Bulb. scaphioglossum
写真2 Bulb. scaphioglossum
写真3 Bulb. scaphioglossum
写真4 Bulb. nitidum
写真5 Bulb. nitidum aff.

Dendrobium serratilabium Green

 Den. serratilabiumはフィリピン固有種でルソン島からミンダナオ島の標高500m – 1,200mに幅広く分布しています。その名Serrateが示すようにノコギリ状のリップ外縁形状が特徴です。昨年12月から発注をしてきましたが、3度目でようやく本物を得ました。本種の疑似バルブ形状はDen. victoriae-reginaeと酷似しており発注初回と2回目の入荷株は全てDen. victoriae-reginaeでした。しばしばDen. serratilabiumにはDen. victoriae-reginaeがミスラベルで混在するようです。バルブ形状からは同定が困難です。1昨年在庫が無くなったための新入荷ですが、当サイトでの本種の最初の入荷は2009年で、今年5月の入荷は10年ぶりとなります。

 本種は基部が細く、次第に太くなる40㎝程の疑似バルブをもち、またそのバルブの途中からから発生する新芽のバルブも同じ形状で成長し下垂することから、ヘゴ板等の垂直板あるいはバスケットへの植付けが必要となります。こうしたバルブ形状は同じCalcarifera節のDen. boosiiDen.. chameleonDen. yaegeriなどと共通しており、当サイトでは下写真1に示すように炭化コルク付けとしています。

写真1 Den. serratilabium

 下写真は写真2-3, 4-5, 6-7がそれぞれ同じ株で、3つのフォームを示しています。本種の一般フォームは写真2に示すセパル・ペタルが薄黄のペース色にそれぞれ5 – 6本の赤いラインが見られます。このラインは花によって濃淡があり、セパル・ペタル全てに明瞭に、あるい写真4に見られる、一部に薄く入るものなど多様です。こうしたラインの色合いを反映しているかのように、それぞれの蕾画像からは蕾の色から、開花時の凡そのフォームが推測できます。これまでの花の共通点は、写真5に見られるようにドーサルセパルの背面には赤味が見られることでした。

 ところが今月、10年ぶりに入荷した株の一つにセパルペタルおよびリップが薄緑色一色で、全面また背面にも赤ラインのないalbaフォームのような花が開花しました。それが写真6の花です。写真4の緑味のある株も写真6と同じロットです。一方、当初高温室での栽培でしたが今期の猛暑に今一つ元気が無かったため中温室に移動してからの着花であることから、緑味の強い今回のロットはこれまでの一般フォームと異なり、やや高地生息の可能性を感じます。

写真2 Den. serratilabium
写真3 Den. serratilabium
写真4 Den. serratilabium
写真5 Den. serratilabium
写真6 Den. serratilabium
写真7 Den. serratilabium

 一般種と花のカラーフォームが異なる例は、当サイトのDen. crabro、今年8月歳月記のDen. cymboglossum、また9月歳月記で取り上げたDen. dianae、など、デンドロビウムにしばしば出現しています。それらに共通する特徴は赤成分が抜け、緑味が増すもので、これらをこれまでalbaあるいはflavaフォーム様態として取り扱ってきました。しかし、厳密にはalbaあるいはalbescensは白色、flavaは黄色、aureaは金色を意味するラテン語で、写真6に見られるような緑色を指す言葉ではありません。

 この背景として、ランの白色変異の花フォームにはしばしば緑色が混在することがあり、その緑色の割合が多い場合でもalbaとしたり、一方で、開花時は緑色気味であるものが、やがて薄黄色く変化する種があることから、緑色でもflavaとしていることがあります。しかし言葉と実態色とには違和感があり、緑色の割合が多い色フォームで、その色が開花時から落下するまで変化のないフォームにはalbaやflavaとは異なるラテン語での適切な色表記が必要ではないかと思います。そこで調べたところラテン語で緑色はvirensとのことで、今後はそのカラーフォームが一般色とは異なる色であり、且つ写真6のような緑色が保たれる場合には、f. vireneとするのが良いのではと考えています。

10月のラン

 来週7日からは、ようやく猛暑日が去り、 昼間25℃、夜間18℃前後の気温になる予報です。気温が低下し温室の換気扇の稼働率が下がり、窓も占めている時間が長くなると、温室内は一気に湿度が上がります。夕方に散水した葉上の水滴の一部が、翌早朝まで残るのはこの時期で、青々として張りのあるランが見られます。また昼夜の温度差が10℃近くになると、多くのランにとって最も成長が活発になり、春先とともに植え替えの好機でもあります。1-3月に開花の多い胡蝶蘭Phalaenopsis節のPhal. schilleriana原種などにとっては、これからの1-2ヶ月間の施肥等のケアーが有効となります。

 多くの趣味家にとっては、今年の酷暑を乗り越えた種もあれば、ダメージを受けた種もそれなりにあったのではと思います。当サイトの夏は低-中温室が避難所となり、吊るす隙間もないほどの状態になりました。これからそれらを元の場所に戻し、また植え替えは年中しているものの、特に希少種に対しては新しい植え込み材の交換を優先的に進めているところです。

 今年の酷暑で高温タイプ用の温室内は昼間40℃近く、また夜間も30℃前後となる日が続き、多くの種がヘタリ気味でしたが、この中で我関せず状態の種の一つがDen. miyasakiiで、これほどの夏を経ても、まさに草むら状態です。本種は地生および岩生とされ、当サイトではバーク、赤玉土、麦飯石のミックスによるスリット入りプラスチック深鉢での栽培です。来週は四方に伸びた茎を少し整える予定です。今年の冬期から早春にかけては相当数の開花が見られるのではと期待しています。写真2が4日撮影のDen. miyasakiiです。

Den. miyasakii
Den. miyasakii

Dendrobium yeageri

 Den. yeageriはフィリピンルソン島標高1,000m – 2,000mに生息する中温タイプのデンドロビウムです。ブルーの花で知られたミンダナオ島のDen. victoriae-reginaeと隣り合わせの栽培ができます。一般フォームとして本種のセパル・ペタルおよびリップはやや青味あるいは赤味のある紫色ですが、昨年リップが青色の花が開花し、歳月記2018年4月に掲載しました。その後この株は青色が再現することを確認し、数株を趣味家に分譲しました。今度は更に別株でセパル・ペタルの青味がほぼ消えた白い花が出現しました。下写真1は当サイトの一般フォーム、写真2が昨年の青リップのタイプ、そして写真3が今回の花です。

 本種は赤や青の濃度が株毎に異なる特性があるようで、この違いは果たして株固有であるのか、温度等の環境に依存しているものかは、現時点で不明です。しかし同じ環境(隣同士)でも濃度の差が株によって異なる様態が見られることから、機会があれば1年毎に中温と低温環境に交互に移して花フォームを観察することや、実生化して親の色フォームが継承されるか調べてみたいとも思っています。

写真1 Den. yeageri
写真2 Den. yeageri
写真3 Den. yeageri

Bulbophyllum makoyanum

 Cirrhopetalum節のBulb. makoyanumはボルネオ島、マレー半島とフィリピンの生息種とされています。一方、本種名の花画像をネットで検索すると、花形状に纏まりが無く、Bulb. lepidum Bulb. cumingiiのようにセパルが幅広で短い形状から、それに比べBulb. serratotruncatumBulb. brevibrachiatumのセパルがやや長く幅細なものまで、明らかに異種と思われるにも拘わらずBulb. makoyanumと名付けられた状態です。その中でフィリピン生息種は、放射線状に伸びた4cm x 2mmの極細のラテラルセパルが特徴です。下写真は浜松にて現在開花中(写真1)の花と、円形に広がったラテラルセパル間のスパンが13cmの花(写真2)です。

 これほど花画像(形状)が曖昧であることと、当サイトではボルネオ島とマレー半島からは、下写真のフィリピン生息種と同形の花をこれまで確認していないこと、一方でフィリピンからのBulb. makoyanumは全て下写真と同じ花形状で、Palawanからミンダナオ島までの全土に分布していることから、このラテラルセパルの極細フォームを持つ種は、その種名は兎も角、フィリピン固有種ではないかと感じています。

写真1 Bulb. makoyanum Philippines
写真2 Bulb. makoyanum Philippines

Dendrobium tobaense var giganteum?という品種名の謎

 マーケットにはDen. tobaense var. giganteumと称される株があり、当サイトでこのような変種は確認されていないことを再三取り上げてきました。giganteumと云う名称を耳にしてから数年経ちますが、未だにマーケットにこの名称が残っていることで、今回整理するために再度取り上げてみました。いろいろなネットの記述の中には以下のようなvar. giganteumについての言葉が見られます。

  1. NS(自然状態での花サイズ)は12cm位
  2. 新たに発見されたのは低地で標高500m-1,000mに生息。比較的高温栽培でも問題はないようで育てやすい
  3. 通常一般種は40cm程の疑似バルブ(茎)長であるが1m近くになるものがある
  4. 根元は以外とドライな環境が良い
  5. 暑さに強く寒さに弱い、山上げをして寒さで枯らした人がいた
  6. 1993年トバ湖北東部の湖岸でtobaenseが発見された。その中で特に大きなサイズ(OrchidWeb)

 まず1項について、左右のペタルあるいはラテラルセパル間の幅が12cm位といった数値は、一般種であっても疑似バルブが太く充実すれば、花サイズは10cm-12cm長となり、NS12cmの株を変種var.とする分類学的根拠が不明です。またgiganteumとされる花を定規と共にそのサイズを示す画像がネット上には見られず、さらにそれらの画像の花の多くは葉長と比較してNS12cmに満たないと思われる株が多数です。giganteumはgigantic巨大との意味で、であれば一般サイズの1.5倍以上が想定され、一般種で12cmあることを考えると18cm以上となります。しかしサイズを定義した情報は見当たりません。

 2項について、OrchidWebには6項の記載があり、この場所は最初にDen. tobaenseが発見された生息地で、その中の特に大きな花フォームがgiganteumとの解説があります。しかしサイズの定量的記載は無く、また低地生息種とは記載されていません。トバ湖水面は標高905mであり、一般種が生息する標高は750m -1,500mとされます。この標高は年間平均気温が25℃で、OrchidWebでは栽培温度はintermediate-warm (AOSによるとこの表記の夜間平均温度は12-21℃)としており、当サイトで云う中温から低温です。一方、マーケットにあるgiganteumとされる株は全て実生と思いますが、国内説に見られる低地生息とするのであれば、実生の親の生息地はどこか、具体的地名はどこにも明記されていません。。

 3項について、当サイトでは200株ほどをこれまでの7年間で扱ってきましたが、スマトラ島のサプライヤーも疑似バルブが1m近くになる株はこれまで見たことはないそうです。もしそれほどの背丈があり、且つ花を付けた画像(花が無ければ株の同定ができない)が存在すれば見てみたいものですが。

 4項と5項は低地生息種を前提とした推測と思われます。Den. tobaenseの一般栽培条件とは全く異なる環境としています(一般種であれば枯れる危険性が高い)。果たしてこのような環境にてgiganteumとされる株が元気に成長し、毎年花を咲かせているのが事実とすれば驚きです。その実態を示す情報を得たいのですが海外サイトを含め高温で上手く育っている情報は何処にも見当たりません。寒さに弱い??Den. tobaenseを山上げした結果、寒さで枯らしたとなれば昼夜を問わず10℃以下に長期間置かれたものと思います。しかし夏の山上げでのこれ程の低温環境は聞いたことがありません。原因は温度ではなく、かん水不足では。Den. tobaenseは根の乾燥を最も嫌います。伝聞とは云え、このような栽培に係る事柄が伝えられると、それを真似て枯らす栽培者が現れるかも知れず、確固とした実体験を経ての情報であるべきと思われます。

 前記1-5項は全て伝聞とされており、ではそれを最初に語った人は誰か、あるいはサイト名は?それが分かれば、実体験を通しての話なのかどうかを直接伺うのですが。またこのvar. giganteumと名称した最初の人は誰なのかも現時点では分かりません。var.と称する以上、自然界において一般種とは排他的(異なる)地域での生息群がある筈ですがこれも分かりません。’誰かが言っていた’状態です。また商品名として誰が最初にこのvarの付いた名称をカタログに記載したかも不明です。一般種と比べて2-3倍近い価格で販売する以上、販売する側としては顧客から上記の不明点が問われた場合、説明責任があると思うのですが。giganteumとされる品種を購入して、もしNS10cm以下の花が咲いたら、それは栽培が下手からとなるのでしょうか?それとも返金?低地生息云々はgiganteumという名に尾ひれがついての作り話のように思えます。更にこの結果、高温タイプとなってしまった??のかも知れません。一方、選別実生では分類用語であるvarは付けられません。誤記となります。また実生であっても遺伝子的にそのサイズが継承され得る特性があれば株サイズに関わらず大きな花が咲く筈ですが、果たして入手された趣味家の株は、株サイズや栽培期間に関わらず全てがNS12cmほどになっているのでしょうか?株がまだ若いから、まだ環境に慣れていないから花が今のところ小さいとするのであれば、それはvar. giganteumではなく一般種です。言い換えればvar.を付けず単にgiganteumであれば、よく入賞株に付ける愛称と同じ意味合いになり、フォームや変種定義ではないので問題は無いのですが。

 下写真は当サイトで現在開花中の野生栽培株Den. tobaenseのラテラルセパルのサイズを示したNS11cm (上段) およびNS12cm (下段)の画像です。いずれも今年5月入荷の順化後の浜松での初花です。当サイトではこれらロット株の価格は従来通り4,000円です。疑似バルブの長さはいずれも35cm程です。野生栽培株での観察では、花サイズはバルブの長さではなく、太さに大きく影響されます。これまでの栽培経験ではバルブが細い株は40cm程の長さであってもNSは8cm止まりです。またDen. tobaenseを今年の夏のような酷暑のなか、胡蝶蘭原種Phalaenopsis節と同じような高温環境(夜間平均温度25℃以上)に同居させていたら、間違いなく新芽は縮れ落ち、さらに根元を高温下で長期間乾燥させていれば、やがて枯れていたと思います。

 根がしっかりと張り、バルブが太く充実していれば一般種であっても下画像が示すように10-12cmは普通です。それだけDen. tobaenseの花は株サイズと比較して不釣り合いなほど大きく、またその花姿も奇怪と云うか、ユニークで魅力的です。本種の栽培例についてはこちらのページを参考下さい。

Den. tobaense

現在開花中の花

 下写真は現在(27日)開花中の原種です。写真1、写真2は南米種です。南米種は凡そ480種を現在栽培していますが、やっと整理をし始めたところです。

写真1 Anguloa eburnea
写真2 Peristeria lindenii
写真3 Den. sanguinolentum
写真4 Den. erosum
写真5 Vanda merrillii f. rotorii
写真6 Vanda ustii

Dedrobium tobaenseとDendrobium toppiorum subsp. taitayorum

 今月の歳月記で取り上げた標題2種の花が開花しており、昨日(25日)に撮影しました。写真1のDen. tobaenseは左の花のラテラルセパル左右スパンは11㎝、右は10.5㎝です。写真2のDen. toppiorumいずれもスマトラ島Acheの生息種です。

写真1 Den. tobaense
写真2 Den. toppiorum subsp. taitayorum