来週7日からは、ようやく猛暑日が去り、 昼間25℃、夜間18℃前後の気温になる予報です。気温が低下し温室の換気扇の稼働率が下がり、窓も占めている時間が長くなると、温室内は一気に湿度が上がります。夕方に散水した葉上の水滴の一部が、翌早朝まで残るのはこの時期で、青々として張りのあるランが見られます。また昼夜の温度差が10℃近くになると、多くのランにとって最も成長が活発になり、春先とともに植え替えの好機でもあります。1-3月に開花の多い胡蝶蘭Phalaenopsis節のPhal. schilleriana原種などにとっては、これからの1-2ヶ月間の施肥等のケアーが有効となります。
多くの趣味家にとっては、今年の酷暑を乗り越えた種もあれば、ダメージを受けた種もそれなりにあったのではと思います。当サイトの夏は低-中温室が避難所となり、吊るす隙間もないほどの状態になりました。これからそれらを元の場所に戻し、また植え替えは年中しているものの、特に希少種に対しては新しい植え込み材の交換を優先的に進めているところです。
今年の酷暑で高温タイプ用の温室内は昼間40℃近く、また夜間も30℃前後となる日が続き、多くの種がヘタリ気味でしたが、この中で我関せず状態の種の一つがDen. miyasakiiで、これほどの夏を経ても、まさに草むら状態です。本種は地生および岩生とされ、当サイトではバーク、赤玉土、麦飯石のミックスによるスリット入りプラスチック深鉢での栽培です。来週は四方に伸びた茎を少し整える予定です。今年の冬期から早春にかけては相当数の開花が見られるのではと期待しています。写真2が4日撮影のDen. miyasakiiです。

