1m超えのDendrobium aurantiflammeum

 本種は3年ほど前までは入手が難しい品種でしたが最近は1年で1回は入荷があるようです。当初の予定にはなかったのですが今月初め、大株で良質の本種が入荷するとの知らせで、ラン園に入荷した全株の40株を持ち帰りました。下写真はバスケットに仮植えとして寄せ植えしたもの(小バスケットはそれぞれ1株)で、1ヶ月以内に本植えを行う予定です。展示会向けとしての販売です。このサイズであればかなりの輪花数が期待されます。従来より安価に、サイズにより5,000円からの販売予定です。

Den. aurantiflammeum

胡蝶蘭原種3種

 今回のマレーシア訪問で入手した胡蝶蘭原種は、Phal. amabilis Java、 amabilis Sulawesii、corningiana、floresensis、viridis、kunstleri、bellina coerulea、bellina alba、pantherina、violacea blue、amboinensisなどです。本サイトで初めての入荷はPhal. amabilis Sulawesiiで、過去15年間でほとんどの地域のPhal. amabilisは栽培してきましたが、Sulawesii生息種は初めてとなります。下写真は今回入荷の仮植え中の3種で、大株揃いで30㎝超えが多く含まれます。それぞれ2-3週間以内に本植えを行い、この状態であれば9月末から10月初旬には出荷可能と思います。

Phal. amabilis Java
Phal. amabilis Sulawesii
Phal. viridis

Cymbidium lancifolium

 日本を含め東南アジアほぼ全域の標高2000m級の高山に分布するシンビジュウムであるCymb. lancifolliumを趣味家からの依頼で入手しました。国内ではオオナギランというそうです。7月末にマレーシアラン園に入荷したものの、パスポート問題で1か月遅れの持ち帰りです。何とこのコールドタイプをそれまでマレーシアラン園の昼夜30℃以上の高温下に置いていたそうで半数が無くなったそうです。辛うじて生き残ったこれらを直ちに浜松のDen. vexillariusと同じクール室に置き様態を見ていたところ目に見えて元気になりミズゴケ・クリプトモスミックスで植え付け一安心しました。生き残れたのは根がしっかりしていたことのようです。2ヶ月程の順化が必要で、新芽の伸びを見てからの出荷となります。2,500円から3,000円の予定です。今回、Cymb. elongatum、Cymb. ensifoliumも入手しました。 こちらは現地入荷と同時持ち帰りのため元気です。

Cymb. lancifolium

Paraphalaenopsis denevei

 多くのParaphalaenopsisが下垂タイプであるのに対して本種の葉は開花サイズであっても30 – 40㎝程と短く、下垂および立ち植えのいずれも栽培ができます。ボルネオ島300mほどに生息の高温タイプです。Paraphalaenopsisの中では最も高価で同属他種に対し5-10倍近い価格(Asiatic Greenで25㎝長が$350:38,000円程)となっています。今回下写真1のFSサイズ10株を入手しました。スリット入りプラスチック深鉢にクリプトモス・ミズゴケミックスでの植え付けです。本種はカタログ価格となります。

写真1 Paraphalaenopsis denevei
写真2 Paraphalaenopsis denevei

Dendrobium rindjaniense

 半年ぶりのマレーシア訪問となりました。先月はパスポート残存期間不足問題でクアラルンプール空港からトンボ帰りとなり、海外滞在が僅か4時間半で帰国という最短記録を残してしまいましたが今回は無事入国できました。

 入手した品種の内、バルボフィラムは新しい種が多いのですが、他は再注文が主で、入手難やこれまでにない特徴のある種を得ることにしました。それらは順次本サイトで公開していく予定です。その一つにDen. rindjanienseがあり、今回はこれまでとは比較にならない程の大株を多数得ることが出来ました。

 Den. rindjanienseはインドネシアLomok島標高2,000m程の生息種で島の北部に位置するRinjani山に由来する名です。本種の栽培方法も凡そ分かってきたため、これまでのように10株ほどを毎回注文するのも煩わしいことと、本種はどうも栽培の段階ではなく流通の段階で利益目的で小株に株分けされているフシが感じられ、今回は株分けされたものは購入しないという前提での注文です。下写真は入手した株で写真1のトレーには60株あります。この60株の中で最小サイズの株が、これまで入手してきた最大サイズを上回る大きさであり、写真2はサイズの違いを示すためこれまでの大株との比較のため撮影しました。右の緑色のコケの付いた炭化コルク取付株が従来の大株で、左がバーク木片に取り付けた今回の株です。

 園主によると当初葉の全くない株が数株送られてきたものの、この品種では買えないとクレームを出したところ、下写真の株がどっさりと送られてきたそうです。余程クレームがきつかったのでは想像します。果たして温室の中で写真2の右株が左株サイズになるには何年かかるか分かりませんが中-低温タイプであることを考えると、難なく成長できたとしても10年以上は間違いなく要すると思われます。年配者にとってとても待てません。肥料を十分に与え多数の花を開花させ展示会用にと育成するのも良いのではと考えています。炭化コルク付けで従来価格に500円アップ程度で販売予定です。

写真1 Den. rindjaniense
写真2 Den. rindjaniense

Coelogyne celebensis

 猛暑の中、Coelogyne celebensisが次々と開花しています。花茎に1輪づつ数回続けて開花し花サイズはセロジネの中でも最も大きな一つです。1昨年入手してから2年半でほぼ100%新しいバルブと葉に入れ替わりました。1株当たり4バルブほどについていた現地栽培での傷んだ葉が、傷の無い新鮮な葉に入れ替るのにそれだけの年月を要したことになります。下写真はそれらの株で、右やや奥はCoel. multifloraです。こちらも全ての葉が浜松に来てから発生した新しいバルブと葉になるのには同じ年月がかかりました。この2品種は葉も大きくスペースを取るため多くが吊り下げられた他種の下のベンチに置かれています。いずれも強健な種です。左上の垂れ下がっている根は10株程のAerides magnifica(旧名: Aerides odorata calayana)です。左下の細い多数の茎の株はDen. carinatumです。

Coel. celebensis

Dendrobium taurinumの植付け法

 デンドロビウムSpatulata節のDen. taurinumは美しい種の一つですが、しばしば本ページで述べているように本種は特に移植時、細菌性の病気にかかり易く、順化には最大限の注意が必要となります。温度、湿度、通風、輝度などの環境条件に配慮しても歩留まりはランの中で最悪です。J. Cootes氏は著書Philippine Native Orchid Speciesで野生の本種の栽培は避けるべきと述べています。最近再びNegros島生息の野生栽培株が入り、如何にして栽培時における細菌病を防ぎ歩留まりを良くするか調べることにしました。

 これまでの経験ではミズゴケと素焼き鉢の組み合わせではEstablishedされた株を除いて1年以内にほぼ全滅しています。そこでこれまではクリプトモス、コルクチップ、バークおよびそれらのミックスコンポストを植込み材としていました。その中ではクリプトモス100%とスリット入りプラスチック深鉢が最も順化成績に優れていることが分かっています。海外ではほぼ100%が大粒の炭でプラスチックバスケットに植え付けられています。現在国内ではこうした炭が入手できません。

 クリプトモスの植え込み材の場合、株が落ちることはほとんど無いものの、入荷した時点での株の根は、それまでの取付材から剥がされ、出荷までの1-2週間はトレーに寝かせて根の周りをミズゴケで覆ったのみの状態で保管されるため、剥がす際の損傷によって根の半数以上が壊死しており、こうした状態の株を新たに植え付けても株を構成する太い茎の多くがやがて細菌腐敗病で倒れます。多輪花となる花茎をつける太い茎(疑似バルブ)を失えば本種の持つ華麗な風景を見ることが困難となり、比較的若い茎では輪花数がやはり少なくなります。

 そうした経験を通して、Spaturala節のほとんどの種でこれまで行ってきたポット植えにその原因の一つがあるのではないかと思うようになりました。本ページでしばしば取り上げているように、自然での着生の姿勢や根周りの環境を知ることがまず必要で、それには剥がされた根の状態(平面的にビッシリと隙間なく平行に並んでいるか、それぞれの根がランダムに四方八方に伸びているかなど)や、根の伸長方向と茎の伸長方向との関係、さらに新芽の発生(成長)点を見れば凡そは判断ができます。結果として本種はほぼ垂直な支持木に活着していたことが分かります。また新芽が発生する成長点はバルブの1節上部にあることで常に上方に向かって株が増殖することが分かります。このためポットに茎を立てて植付けようとすれば古い茎元の1-2節は植え込み材の中に埋め込まれる結果となります。これでは古い茎はやがて枯れ、株は比較的若い茎のみとなります。よって茎数も少なくなります。そこで垂直取付材とするのですが、コルクやヘゴ板に、花茎を含め1.5m – 2mにもなる本種を取付けた株全体の姿や見栄えも考える必要があり容易ではありません。

 そこで今回は太い枝を想定して長さx幅x厚みのそれぞれを60cmx8cmx5cmの炭化コルクに取り付けることにしました。それが下写真3, 4です。写真1, 2は本種の花フォームで写真2がNegros島生息種です。写真3で根の周りのミズゴケが新しい株とやや緑がかった株がありますが、取り付け後に新根がミズゴケの表面や空中に張った場合、これらをミズゴケで随時覆っているためです。追肥ならぬ追植えです。こうした植え込みから2ヶ月が経ちますが、これまで一株も落ちた株はありません。特筆すべきは、これまで1か月程で多くの株で壊死していた太い茎が、入荷時にすでに被病していたものは別にして枯れていないことと、植付け時から1週間ほどの間に起こる落葉もポット植えに比べて僅かです。新芽の発生も早期に見られます。写真4の中央の株の根元に、茎の太さが凡そ分かるように1.5cm幅のラベルを立ててみました。今後1年程の観察でこうした炭化コルクへの植え付けの良否を判断しなければなりませんが、現在のところは順調に成長しています。

写真1 Den. taurinum
写真2 Den. taurinum
写真3 Den. taurinum
写真4 Den. taurinum

猛暑の中での胡蝶蘭原種順化栽培

 今年は猛暑が長く続いていましたが、この4日間程は浜松も日中は32℃前後に、早朝は25℃となり、この季節としての例年の気温に戻っています。それでもこの高温のため温室の散水は変わりません。7月初週にフィリピンから入荷した胡蝶蘭原種が仮植えから本植え、さらに1か月を経過した現在、新芽や新根の発生や伸長が始まっています。入荷時にはかなり弱っていた株もかなり落着いてきました。9月中旬からの出荷時期には葉に張りも出てくると思います。

 下写真は全て胡蝶蘭野生栽培株で、そのほとんどに新芽が現れ、すでに1-2cm程伸長しています。春秋の季節であればこれで順化完了となるのですが、 まだ猛暑が続くかも知れず当面9月中旬までと様子を見ているところです。胡蝶蘭原種については、入荷してからのこうした順化期間の世話がその後の生育に大きく影響します。すなわち作落ちや細菌病に関わります。胡蝶蘭野生栽培株は自然界では55種程の中で50種程は下写真のように葉が下垂した状態で生息ており、ポットへの立植えはできません。一方、実生株は小苗時にはポット植えが一般に行われることからほとんどがその形態で販売されています。しかし立植えで葉が左右に開いた頂芽の基部にはかん水によって水が常に溜まり、特に細菌病の危険性が高くなります。

 今年のような猛暑では散水頻度も高くなり、多くの立ち植え栽培をされている方は頂芽を失くしたり、葉先が黄変したのではとないか思います。さらに胡蝶蘭原種は弓なりの長い花茎を持つ種が多いため、立ち植えでは支持棒を立てて花茎を固定するなど自然とはまるで異なる風景になってしまいます。、本サイトでは実生の一部を除き、野生栽培株は1-2種を除いて全てコルクやヘゴ板への植付けを行っており、これは現地ラン園や趣味家と同じです。

Phal. fasciata
Phal. mariae
Phal. pulchra
Phal. lueddemanniana Mindanao

間もなくの海外ラン園訪問

 マレーシアおよびフィリピンの訪問が間もなくです。マレーシアラン園へは先月末パスポート残存期間不足問題で空港から引き返したことで、6ヶ月ぶりとなります。フィリピンは先月に続いての訪問です。両者を合わせての今回の訪問では1,000株を超える、属種で80種程の入荷が決まっており、それにラン展会場での入手が10種以上になりそうです。画像の公開と価格の決定は植え付けに合わせ順次行う予定です。

 購入予定の花や株の写真が多く送られてくるのですが、マレーシアでは昨年からラン園に荷が届くまでは写真を公開しないようにと言われており、今回はフィリピンも同じ要求が来ています。数に限りのある品種は、現地のラン園やディーラー間で、誰が先に仕入れるかの競争や、またそのルートの探り合いがより激しくなっているようです。いずれにしても9月中旬までに公開し、末頃に発送となれば国内の気温も落着き、現在猛暑で控えている宅配便発送が再開できるのではと思います。 どのような品種が登場し価格となるか、ご期待ください。

栽培温度の適正な表記

 本サイトではランの生息環境情報について高温、中温、クールおよびコールドタイプの4つの温度帯に分けています。ここでタイプとは栽培者にとっての、それぞれの種が良好な成長を得るための重要な栽培適正温度も示唆しており、これらはorchidspeices.comの情報や発表論文また本サイトの栽培経験などを参考にしたものです。それぞれのタイプの詳細は 以下となります。

高温タイプ (海抜0m – 800m生息種) 夜間平均温度20℃ – 28℃
中温タイプ (標高800m – 1,500m) 夜間平均温度18℃ – 22℃
クールタイプ (標高1,500m – 2,000m) 夜間平均温度14℃ – 18℃
コールドタイプ (標高2,000m 以上) 夜間平均温度10℃ – 15℃

 タイからベトナム、フィリピン、ボルネオ島、マレーシア、インドネシア、ニューギニアなど赤道から離れた地域と直下では標高が同じであっても気温が異なるため、上記は一つの目安で、地域により特に中温からクールタイプは±400m程の標高差があり夜間平均温度も若干変化します。上記は東南アジアを中心とする定義で、南米のランはこれまでの経験からラン園の定めた、特に中温およびクールタイプについては、一段低温側の温度帯となります。

 環境温度を夜間平均温度で表現するのは多くのランにとって昼間の気温変化には耐性がありその範囲は広く、クールタイプであっても短時間であれば30℃程でも許容できます。一方、成長に重要なのは夜間の温度とされ、これは着生植物など夜間に生理的活動が活発になるためとされます。この活動には夜間の湿度がより重要であり、標高1,200m – 2,000mクラスの多くのランが生息する地域では1日の大半が霧で覆われる雲霧林(コケ林とかCloud Forest)が多く、また800mから1,200mクラスのハイランドやオープンフォレストでも多くの期間で昼間は太陽光が強く気温も30℃程になるものの、夕方から朝にかけては数メータ先も見えない程の濃い霧に覆われ、夜間の高湿度は成長に不可欠となっています。また同一種でありながら生息地が離れて分布している場合、低地から高地の広い標高範囲に生息することがあり、こうした種は比較的栽培許容温度は広い(前記温度帯の2つのタイプに跨る)ものの、厳密(目的の花色やサイズを得たいなど)にはその生息場所に合った栽培温度が必要となります。言い換えれば標高が不明な場合のこうした広域分布種は順化期間内あるいは栽培で適切な温度を見つけ出すことが必要となります。

 ランの栽培をこれから始めようとする初心者や、ワーディアンケースあるいは温室などの栽培環境を造るのが難しい趣味家は、生息範囲が広い種を選ぶか、株数によってはかなりの重労働となりますが季節に応じて栽培場所を移動するなどの対応が必要となります。ランの栽培は難しいとよく言われますが、その種の適正な温度・湿度が用意できるかどうかの問題で、あとは水やりだけで上手く育つものです。どのような動植物でも生存に必要な環境があります。人間のように夏は薄着、冬は厚着で暑さ寒さを凌ぐことは植物にはできません。精々葉を落として乾燥や若干の寒さに一定期間ならば耐えられる程度です。

 さて本題ですが、ネット販売のサイトを見ていたところ、ある品種の性質として”耐寒性のある品種”と書かれた表記がありました。その種はいわゆる上記で言えばクールタイプあるいはクールタイプに近い中温タイプとされるものです。読者がこの”耐寒性のある品種”のみの表記をどのように解釈されるかに興味をもった次第です。クールタイプを耐寒性がある品種とするのは間違いではありません。一般的には耐寒性があると言えば”寒さに強い”と解釈されます。ではその品種の暑さに関してはどうか、は書かれていません。この一文でそれが高温タイプあるいは一般的なカトレアとか胡蝶蘭原種などと同じ環境では育たない品種であることを、読者が理解できるかどうかが問題です。おそらく初心者の多くは、”耐寒性のある品種”と書かれていれば、カトレアや胡蝶蘭などの一般種に比べて寒さに強く、育て易い品種に違いないと思われるかも知れません。殆んどの種で現実はその逆です。

 どうしてこのような問題が起こるかですが、多くの趣味家、特に原種マニアは常にマーケットにおいて珍しいあるいは新しい種を求めます。しかし人が住める場所や開拓が進む低地では新種の発見は、極めて小型の目立たない花種を除いて、10年以上前にほとんど終わり、orchideenなどドイツのジャーナルにおいても、メジャーな属の近年の新種発表の多くは1,000m以上のこれまで余り人の入ることのない地域の種が占めています。例外的に低地での発見もありますが、その多くはこれまでの紛争地帯で外部のコレクターが入ることの出来なかった場所です。すなわち新しい発見は未開拓の地域に移っていることは必然ですが、同時により一層高地に移りつつあり、その標高が年々高くなっています。その結果としてマーケットでも珍しい種はクールや中温タイプが増えることになります。これは寒さにも強い種が増えたと言うよりも、栽培の視点からは寒くないと生存できない種が増えたと考えるべきです。いわゆる高山植物です。マーケットでは、それなりの設備あるいは山上げのような対応が無ければ栽培が困難なこれらのタイプを、”耐寒性に強く耐暑性に弱い”などとの表現では売れなくなるかも知れず、長所のみを強調し、短所は語らずが販促上必要なのでしょう。敢えてその品種の特性をカタログに記載するのであれば、その温度タイプか、あるいは栽培に必要な温度範囲を何℃から何℃までと記載すべきと考えます。その文字数は”耐寒性のある品種”と変わりません。

 趣味家の間では経験を通して、この株は暑さに弱いので7月ともなれば涼しい場所に移すとか、その逆に寒さに弱いので秋になれば早めに室内に取り込むなどの言葉が使われてきました。すなわち栽培の基本はその種の弱点を如何に補うかの気遣いにあります。言い換えれば、その種の弱点を知ることが優れた栽培者となり得る第一歩です。

 情報の意図を理解したり、それぞれの種の生息環境に応じた栽培手法についての知識を得るには、とりわけ初心者にとっては、経験豊富な人たちがいる地元のラン愛好会、もし嗜好の合う愛好会が近辺に無い場合は全国規模の全蘭蘭友会などに積極的に入会し情報を共有・交換することが有効です。本やネットから得る知識とはまた違って、経験者が語る知識やアドバイスを直接聞くことで、どれ程栽培の失敗による失望と損失を避けることが出来るであろうかと思います。