Den. sanguinolentumは特異な性質を持つデンドロビウムで、春と秋の2回開花しますが不思議なことに春と秋の花のフォームが大きく変わる株と全く変わらない株が混在します。本種はマレー半島、スマトラ、フィリピン、さらにタイやJavaにも生息するとされますがDen. cerinumやDen. kentrochilumと混同されるそうで詳細は不明です。下写真はDen. sanguinolentumの3つの花フォームで本種名で画像検索するといずれもこれらに類似するフォームが見られます。種名のsanguinolentumとは滲んだ血色との意味ですが、リップ中央弁の斑点はオレンジ色でありセパル・ペタルの先端にある赤紫の斑点を想定しての種名と思われます。しかし血色?には見えないことと、写真中央フォームにはsanguinoらしき部分がなく、花色由来の種名にするとしばしば矛盾が生じる例の如くです。