Coelogyne longirachis

 フィリピン・ミンダナオ島標高1,200mの生息種であるCoel. longirachisを7月に入手し中温室にて栽培を続けています。半数ほどの株で30cm長の同一花茎に1-2輪つづ7月から咲き続けています。面白いことに僅かづつでですが順化が進むに従って花色の赤味が濃くなっており、現在の花色は下写真となっています。この変化は当初、栽培温度によるものかと思っていましたが、7月から11月にかけての中温室での昼間および夜の平均温度の変化はそれぞれ3℃程と小さく、この赤色の濃度変化は本種がクリムゾン(赤とマゼンダの中間)色を基本色として持っており、移植後の栽培環境に慣れていくにしたがって本来の色に近づいているようにも見えてきました。今月本ページに最初に取り上げたように新芽も現れてきたことで、サンシャインラン展には2株程出品する予定です。

Coel. longirachis