Phalaenopsis amboinensis

 Ambonおよびスラウエシ島に生息するPhal. amboinensisの花は白色をペースのセパル・ペタルに、赤茶色の棒状斑点が同心円状に並んでいます。10年ほど前まではこのフォームが一般種としてマーケットを占め、Phal. amboinensis yellowとされる黄色ペースは自然界では希少株であり高価でした。しかし実生化されて以来状況が反転し、現在は白ペースがむしろ入手難です。今日マーケットにあるほとんどのPhal. amboinensis yellowは実生です。画像検索でも黄色フォームが多く、白色と黄色の交配株も見られます。特に黄色フォームは最も早くから実生化やハイブリッド交配の対象とされた胡蝶蘭原種の一つです。

 昨年来、白色ベースを打診していたのですがようやく先月のマレーシア訪問にて入手できました。下写真はその一部です。白色フォームはセパル・ペタルの先端部に僅かに薄い緑色が入るものと全体が白色の2タイプあります。今回入手の株は後者と思われますが半年程開花を待って確認できると思います。

Phal. amboinensis common form
Phal. amboinensis common form
Phal. amboinensis common form