Bulbophyllum jolandae

 リップに細毛がある代表的なバルボフィラムとしてボルネオ島生息種のBulb. jolandaeが知られています。1,500mの生息域のため中温栽培です。ネットで栽培風景を見るとその多くはポット植えです。本種をポットに植えると花茎は上方に延びやがて弓なりに下垂しはじめ、ここに10-15輪の花を付けます。しかし株によってはこの花茎の伸長方向がまちまちで、鉢の周りに他の株があるとそれらと交差したりぶつかったりして良い景色にはなりません。

 自然の姿勢に倣いヘゴ板やコルクなど垂直板や棒に取り付ければ花茎はやや上向きで板面の前方に伸長しやがて弓なりに下垂しはじめ、この下垂した位置から花茎の軸に対し左右および前方の3方向に美しく整列して(下写真2)花を付けます。こうした性質から景色としては板取り付けが最も良く、これまで杉皮板とポットのそれぞれに植え付けていましたが今回の植え替えで全て(約20株)を炭化コルク(写真3)に植え替えました。ちなみにマーケット情報を調べたところ、本種はなぜかバルボフィラムとしてはかなり高額で、3葉(バルブ)NBSサイズが10,000円以上で販売されているのには驚きました。当サイトではBSサイズで3,000円ですので4株買えます。1月のサンシャイン、2月の東京ドームにもこの価格でよく売れましたが5月のサンシャインに5株程持って行くことにしました。

写真1 Bulb. jolandae
写真2 Bulb. jolandae
写真3 Bulb. jolandae