今季初開花のDendrobium deleonii

 フィリピンMindanao島Bukidnon標高1,300m生息Den. deleoniiが今週に入り開花しました。形状はDen. sanderae var. majorに近く、リップ側弁がやや小さく、中央弁はやや幅広で水平方向に伸びていることが相違点とされているものの、この程度の形状の違いで別種に分類すべきか疑問で、Den. sanderae を含め、これまでその変種とされるluzonicummajorおよびparviflorumのそれぞれがルソン島生息種で地域的には独立していることから、当サイトでは分類的にはDen. sanderaeとは他と同様の変種あるいは亜種の関係と考えています。

 栽培は中温室のやや高温寄りで、ミズゴケ・クリプトモスミックスにスリット入りプラスチック深鉢と炭化コルク付けの2種類の植え付けをしており、今回開花の株は炭化コルク付けで始まりました。写真3がそれで、写真4はポット植です。どちらの栽培も昨年開花後に新芽が出て、現在はほぼ古い茎と同じサイズに伸長しています。花は葉が僅かに残る2-3年前の古い茎に付きます。これまで30株程栽培していますが1株も枯れは無く丈夫な種です。

写真1 Den. deleonii Mindanao Bukidnon
写真2 Den. deleonii Mindanao Bukidnon
写真3 Den. deleonii Mindanao Bukidnon
写真4 Den. deleonii Mindanao Bukidnon