この聞きなれないバルボフィラムは2011年発表のスラウエシ島標高600m程に生息の新種です。現在国内情報では当サイトのみで、昨年末に入荷しましたが国内初のようです。よく似た種に同じスラウエシ島標高1,200m生息のBulb. sulawesii(現在Bulb. klabatense subsp. sulawesii)が知られ、こちらは2017年4月今月の花に紹介しています。Bulb. veldkampiiとのBulb. sulawesiiは両者共にリップ中央から先端部に細毛があり外形からの見分けが困難ですが、リップ基部の左右側弁が突起のように直立しているかどうかの違い程度です。この突起はBulb. veldkampiiに見られます。リップ上の細毛や表面の細かな凹凸の多い少ないは様々で、これらで両者を同定することは困難です。こうした背景からか、ネット画像ではかなり同定に混乱しているようです。これまでポット植えとコルク付けに分けて栽培してきましたが、下写真は今回の植え替えで、7株を炭化コルク付けで統一しました。
