Dimorphorchis lowii

 2m程の長い花茎に2つのフォームの異なる花を付ける本種は、ボルネオ島低地に生息する高温タイプで人気の高い種の一つです。1枚の葉の長さが50-60cm長の良質な大株の植え付けがほぼ終了しました。Dimorphorchis属はVandaに似た株形状ですが一部のVandaのようにベアールートの吊り下げは適さず、鉢を用いたバークやクリプトモスによる植え込みで良く成長します。しかし花茎の長さからベンチ置きも適さず、高い位置に吊り下げるバスケット植えが一般的です。特にその太く固い根が四方八方に伸びる野生栽培株には多数の根が活着できる木製バスケットが合います。

 しばしば株は元気なのだが花が咲かないという声を趣味家から聞きます。その原因の多くは輝度不足です。開花を得る条件は、根を乾燥させずしっとり感を長く保つことと高輝度です。下写真はDimorphorchis lowiiの中型木製バスケット植えで、今回バスケット内にはミズゴケを敷きバークを詰めました。今回このサイズとしては一般的な市場価格の半額となる5,000-7,000円(株サイズによる)の販売です。

Dmrphr. lowii