現在2年経過後の炭化コルク付けの株の植え替えを進めています。スマトラ島北部Ache州生息のCalarifera節Den. atjehenseもその一つで、これまで中温のなかでも高温に近い場所において栽培してきました。高温室との違いは四季を通して昼間の温度は2-3℃程しか変わらないものの夜間温度は、高温室では18℃を最低温度として 25℃以上もしばしばあるのに対して中温室は15 – 18℃の範囲であることです。この結果、この種が置かれた温室内では1日の温度差が10℃程度あり、国内で言えば山間部、北陸、東北、北海道などの温室ではこうした環境が造り易いと思います。 本種については2017年10月の歳月記にも記載しています。マーケット情報はその後も無く国内での流通は本サイト以外ネットからは見られません。
下写真1は植え替え前の状態、写真2の株は左と違いますが、表面のミズゴケを洗い流した状態、写真3はその上に新しいミズゴケで覆ったものです。炭化コルクの長さは35cmですが、写真2の根の張り方から分かるようにやや面積の不足を感じます。最近は胡蝶蘭を中心に炭化コルクは可能な限り、これまでより一回り大きなサイズに変更し根の伸びしろをとり、ミズゴケも保水性を得るためやや厚めに覆っています。


