先月のサンシャインラン展前に入荷した株の本植え付けを現在進めており、その一部を撮影しました。全てこうした植え付けは手作業のため500株を超えるとなかなか終わりが見えません。やっと5割を超えたところです。植え付けは猛暑前に終了させないと歩留まりが一気に低下するため時間との戦いです。すでに炭化コルクの使用量はサイズ90㎝x60㎝角に換算して40枚を超え、50枚目に入っています。Phal. schillerianaは数えたところ2月から合わせて130株程ありました。Phal. mariaeは40 x 12㎝炭化コルク付け(他の下垂タイプ胡蝶蘭原種は35 x 12㎝)です。胡蝶蘭野生栽培株にとってこれまでの30 x 10㎝長では根張り面積が小さいことが分かりました。デンドロビウムのFormosae節も35 x 10㎝炭化コルクで、取付け位置をこれまでの下部から中央に移し、下部に向かう根の伸びしろを大きくとり、ミズゴケの厚みもやや増しました。これら植付け方法の変更は栽培を通しての観察による判断です。
Den. igneo-niveumはコルクと鉢植え(バーク・ゼオライトミックス)に分けています。Bulb. inacootesiiはこれで1/3の取付数です。Den. toppiorumとtobaenseは1年ぶりの入荷です。今回のDen. toppiorumはこれまでの同じスマトラ島北部の中でもAche生息株とされ初めてとなります。ボルネオ島のDen. ovipostriferumは浜松に転居して初めての入荷となりました。シノニムとしてDen. takahashiiとも呼ばれます。5 – 6㎝の白いセパルペタルに明るいオレンジ色のリップは良く目立ちます。入手難なのかマーケット情報がほとんどありません。この名前で検索するとDen. deareiが今だに誤って表示され、orchidspecies.comではこの原因が取り上げられています。現在開花中のDen. ovipostriferumの花写真を、東京ドームの当サイトのブースで撮影したBulb. inacootesiiの花写真と共に最下段に掲載しました。 一方、1.5mを超える Paraphalや良質のDimorphorchisなど全く手づかずの種もこれからが本植えとなります。













