今月フィリピンおよびマレーシアから入荷予定の品種の中から、黄色い変種3点を選んでみました。写真1はBulb. maxillare f. alba (flava?)です。Bulb. maxillareにはyellowタイプとされる種が画像検索で見られます。しかしいずれもドーサルセパルやラテラルセパルに別色が幾分混じるようで、下写真のように全体が黄色一色のフォームは見当たりません。色合いからすればflavaフォームですが、このような色合いの場合はalbaとも呼ばれるかも知れません。
写真2はBulb. longicaudatumのflavaフォームと思われます。Bulb. nasica yellowに比べラテラルセパルが長いのが特徴です。画像検索でもそれらしき花が見つかりますがリップの形状が異なるようです。一方写真3はPhal. hieroglyphicaのflavaフォームのように見えます。しかしラテラルセパルの先端が先月の本ページで取り上げたように細く長く尖った形状ではないので、Phal. lueddemannianaに近く、むしろPhal. delicata f. flavaの印象があります。実物でカルス形状を検証するまで同定待ちです。いずれにしてもこれらのフォームは希少と思われ、また低温室を必要としない点で栽培しやすい種と思います。


