ボルネオ島生息のCleisocentronは5種が知られていますが、青色の花を付ける種は以下の4種となります。
- Clctn. abasii (葉幅:10-15mm、標高:1,200 – 1,500m)
- Clctn. gokusingii (葉幅:5-8mm、標高:1,800m)
- Clctn. merrillianum (葉幅:3mm、1,100m 以上)
- Clctn. sp wide-leaf (葉幅:15-20mm、標高:gokusingiiと同じ?)
これらはいずれも高地コケ林の生息種であり、中温から低温(夜間平均温度15℃以下)での栽培が必要となり、低地生息種の胡蝶蘭やデンドロビウムと同じ環境での栽培は困難で、国内の夏季を乗り越えるには冷房あるいは山上げが必要になります。栽培における成長はClctn. merrillianumが早く、より低温環境での生息種であるClctn. gokusingiiは年間伸長3cm程が観測されています。上記の1-3種は何れも葉形状で種を同定できますが、1と4は視覚的には困難で、唯一の方法は花茎の長さとなります。下写真はそれぞれの花茎を比較した画像です。上段はそれぞれ葉形状を、下段は花茎の開花跡を示したものです。Clctn. abasiiは10-20cm程の花茎に対し、他種はいずれも1.5cm程の短い花茎となります。



