仮植えしていた胡蝶蘭原種4種の植付けを行いました。下写真がそれらで、右から順にPhal. kunstleri4株、hieroglyphica4株、pantherina2株、奥がzebrina Sabahで、それぞれ入荷株の一部となります。Phal. kunstleriは4年ぶりの入荷です。一方、Phal. hieroglyphicaは葉長が30cmを超える特大株で、花サイズも一般サイズの1.5倍程あります。昨年からPhal. hieroglyphicaは花サイズの大きな実生品種がマーケットに見られようになりました。本サイトでもマレーシアにて昨年入手したLL株は今年2月の東京ドームラン展のプレオーダー品として2,500円の実生価格で販売しました。
本サイトでは実生品種は交配系統が不明なため、ほとんど取り扱いませんが、例えばPhal. violacea Indigo blueやPhal. bellina albaなどはFSサイズを1,500-2,500円範囲内で販売しています。 下写真のPhal. hieroglyphicaは実生ではなく野生栽培株で生息地フィリピンからの持ち帰り株です。こうした特大株は本サイトでは一般サイズ価格の1.5倍程としています。また今回マレーシアにて入手したPhal. pantherina(写真で根が垂れている株)は、こちらも花サイズが大きなタイプです。Phal. pantherina野生栽培株はこれまでPhal. cochlearisやPhal. javanicaとほぼ同額でしたが、しばしばランの国際標準価格として参考にするシンガポールのAsiatic greenでは胡蝶蘭原種の一般種としては現在最も高価で、日本円で17,000円程です。マーケットでのPhal. pantherina名の実生の多くは、下写真の花画像に見られるような本種の特徴である中央弁先端の白くシャープで大きな三日月形ではなく小さく反りも浅く、Phal. cornu-cervicomplexとの交雑種らしき形状が見られます。こうしたこともあっての純正種ならではの価格高騰ではないかと思われます。これらは今後3ヶ月間程の順化栽培に入ります。




