下写真2は現在植え替え中のDen. aurantiflammeiumです。入荷してから2年を過ぎたロットで、現在30株程栽培する一部です。当サイトでは今回の植え替えから全株、木製バスケットに100%ミズゴケで植え付けています。これまでブロックバークやポット植えなど、いろいろ試してきましたが、本種は、根は常に湿った状態を保つことが好ましく、気相と伴に保水性を得ることができる木製バスケットとミズゴケの組み合わせが最も良く成長しています。今年は定期的に肥料を与え、特に購入希望者の多い濃赤色の花フォームの株を大きくし、秋には株分けをしたいと考えています。本種の輪花数は疑似バルブ基部の太さに比例し、写真1に見られるような40輪程の開花数を得るには、バルブ数以上にその太さがより重要です。開花開始から散るまでに1.5ヶ月程の花寿命をもつことと、花サイズが4-6cmと大きいため展示会等への出品に適した種の一つです。orchidspecies.comでは花サイズが僅か0.6インチの1.5cmと記載されており、何かの間違いと思います。これまで4ロット50株ほど栽培した中でそれほど小さな花は見たことがありません。写真左の花サイズは5.0-5.5cmです。これまでの花の最大長は8cmで2018年3月の歳月記に画像を掲載しました。 栽培環境は通年で夜間平均温度が15℃以上でPaph. sanderianum, rothschildianumと同じ高温室です。形状が酷似するDen. cinnabarinumの中温環境とは異なります。また本種は比較的明るい場所を好むようです。

