Dendrobium anosmum Moluccasの植え替え

 1.2m程の長く下垂した疑似バルブに、10輪ほどの赤紫色の花をつけるDen. anosmumは、ベトナム、フィリピン、マレーシアからニューギニアまで広い地域に生息します。その花サイズと輪花数から人気が高く、フォームも多様で、当サイトでは主にフィリピン生息の花サイズの大きなSuperbumや、albaフォームのdeareiなどを栽培しています。また2017年には、モルッカ諸島生息種をマレーシアの趣味家から5株程入手しました。この株はSemi-albaで、FSサイズにも拘らず一般フォームと異なり疑似バルブは精々30cm長で大きくなりません。温室環境が合わないのかとも当初考えましたが、他の地域からの株は1m以上に成長しており、果たしてモルッカ諸島固有の特徴かどうか、現時点では分かりません。入手してから2年半となったため植え替えを行いました。下左が今回の植え付けで、右はその花です。花サイズは一般種と違いはありません。次回開花した際には、一般種と詳細に形状比較をする予定です。

写真1 Den. anosmum Moluccas semi-alba
写真2 Den. anosmum Moluccas semi-alba