Dendrobium sp Green

 スマトラ島からのDen. spで他株と区別をするためGreenとの色名をつけて入荷した株ですが、緑色は開花時の2日程で徐々に黄緑色となり4-5日で下写真のような鮮やかな黄色に変わります。栽培環境に馴れると多輪花となるためこの黄色がよく目立ちます。昨年12月に本種をDen. compressimentumの可能性ありと記載しました。問題点はorchidspecies.comによるとDen. compressimentumの生息域は1,400 – 1,800mで低温タイプとされていることです。株の姿、特に葉形状から判断して全株を入荷時点の順化期間を含め現在までの4ヶ月間、高温温室(18 – 34℃)にて栽培しており、この環境で新芽の発生や開花が盛んに見られます。スマトラ島やボルネオ島の標高1,500m前後が果たして低温タイプの生息域なのか、あるいはより低地生息域の可能性についても調べる必要がありそうです。