Dendrobium igneoneiveum

 現在Den. igneoniveumが開花中です。本種はFormosae節で、栽培難易度は中レベルですが、Den. tobaenseよりは高温栽培が可能で夏の猛暑日が続くようであれば、涼しいところに移動する対応でよく、東北や日本海側のエリアでは特に温度には神経質になることはありません。これまで当サイトではバスケット、ポット、コルクへの植え付けがありましたが11月からは全て炭化コルク付けに替え、通年でかん水量を加減することはなく、根は常に湿った状態にしました。年間の最低栽培温度は15℃です。写真1は開花中の花で左が6輪、右が10月の本ページに掲載した花で7輪の同時開花画像です。この種は1か月以上の花寿命があり、白と赤のコントラストと共に一輪が5cm程のサイズと大きく、よく目立ち、展示会に向くデンドロビウムと思います。写真2-4はこれから開花する蕾です。撮影はすべて24日です。

写真1 Den. igneoniveum
写真2 Den. igneoniveum
写真3 Den. igneoniveum
写真4 Den. igneoniveum

 ところでこの所、この歳月記の更新が途絶えていました。実は、5年前の頸部とは別の腰部の脊柱管狭窄で浜松医療センターに入院しており、14日に手術を行いました。数か月前までは、骨を削るだけで1時間の手術と1週間程の入院予定でした。しかし、この種の病は、動いた椎骨を削って脊髄の通りを広げる治療ですが、その後にしばしば近接する骨に負荷が移動して、それらに再発する確率も高く、これを防ぐため5年前の首の手術同様に削った後、チタン合金のボルトで椎骨を固定すると共に今回は、椎骨が滑るようにズレた頸部のケースとは異なり、傾いたことで椎骨間の距離が狭まっての脊髄への圧迫もあり、これにより椎骨間を元の距離に戻し、そこに人工骨を挿入して固定する高度な処置に変わり、首の手術に次ぐ3時間半の大手術となってしまいました。使用したチタン合金が新商品なのか、この製造業者が手術を見学したいとのことで製品開発に熱心な研究者であろうと見学許諾書にサインをしてあげました。

 前回は携帯PCと多数の洋書でしたが、今回は大手術というのに、52cmx33cmスクリーンの大型PCやルーターを病室に持ち込み、手術2時間前までPCから離れず、手術後の翌日には鎮痛剤の入った点滴を含め体に3本の管を付けながら、メールの対応が忙しいのでとPCに向き合っている姿を見て医師は致し方なしと思われたのか、手術方法が変わり3週間となった退院予定を、半分の10日にしてもらい本日24日に退院することができました。ただ3ヶ月間は腰にかなり窮屈なコルセットを付けねばならず、しかし腰は体を動かす限り常に負荷のかかる重要な場所なので、3ヶ月間の装着だけは守らなければと考えているところです。一方で、マレーシアとフィリピン両国合わせて現在、70種およぞ800株を発注しており、徐々に集まり始めているとの情報も入り、気持はすでに海外に飛んでいます。浜松の最先端医療は世界でもトップレベルであると数ヶ月前偶然TVで紹介されていましたが、米倉涼子ドクターXの ”私、失敗しませんから” ではありませんが浜松医大を中心に神の手を持つ医師も多く、本サイトをご覧の皆さんで同じような病に悩まれている方には浜松での手術をお薦めします。