Phalaenopsis equestris

 Phal. equestrisはフィリピンを代表する胡蝶蘭原種の一つです。現在マーケットにはリップの色が赤、青、黄色など多様なフォームが見られますがこれらのほぼ全ては台湾やタイで量産されている実生です。一方、セパルペタルおよびリップ全体ががやや青味のあるピンク色のPhal. equestris v. rosea (ilocos生息)は排他的地域性があり同種の中で唯一変種varとされています。またこうしたフォームの中でリップの先端から1/3程がブルーで、基部に向かってゴールド色に変化するcyanochilaフォームは希少とされます。

 今回久々に下写真のルソン島オーロラ州東部の野生栽培株を入手しました。リップは先端部から2/3が桔梗色、基部が丹色のフォームで、人工的に作出された改良種にはない個性を感じます。roseaと比較して株サイズは一回り大きく、2月の東京ドームラン展には出品する予定です。

Phal. equestris