写真1は雲南省からベトナムに至る広い範囲に生息するVanda denisonianaのgreenフォームです。一般色は橙色です。バニラの香りがします。しばしば引き合いがあるのですが単価が安いため、海外から取寄せるにはコストがかかり海外ラン園を訪問した際に見つかれば入手すると言った具合です。このため3年程入荷が途絶えています。写真2はボルネオ島低地生息のBulb. ancepsです。可愛らしい花が3-4輪同時開花し、またバルブが扁平で直線的に繋がって成長するため株は垂直面への取付けが必須のバルボフィラムです。ラン展には必ず出品する品種で5月末のサンシャインラン展にも2株ほど出します。
写真3はDen. petiolatumです。キャメロンハイランドの蘭園を訪問した際、ニューギニア生息のデンドロビウムにありそうな花を付けていたため入手したものです。数人の会員の方から現在市場の本種は実生株が大半であり、野生株は非常に珍しいのではとのことです。写真4はBulb. deareiを一回り小さくしたようなBulb. microglossumで、ドーサルセパルが他のペタルセパルに比べて大きく、それなりに個性があります。ボルネオ島産の中温タイプで杉板との相性が良いらしく現在50バルブ程の大株になっています。



