本種の生息地は、聞きなれない名前の地Vanuatu(バヌアツ)で、ニューギニアとニュージーランドの間を2分する位置、オーストラリアの東に点在する83の島々からなる共和国です。小さな島々からなるとは言え、3,000m級の山もあり、その半分が火山島で、年間平均気温は25℃- 29℃の熱帯雨林気候です。そうした地域から20㎝程の小株をどうやってマレーシアまで運んだかは分かりませんが、本種を入手したのは4年前です。2年程は素焼き鉢にミズゴケで開花も見られましたが、新芽が現れず3年目からじり貧状態となり、葉の無い僅かなバルブだけとなりました。そこでダメもとと炭化コルクに植え替え栽培を続けていたところ新芽が現れるようになり、今月に入り開花も始まりました。どうやら本種はコルクやヘゴ板のような支持材への取り付けが適しているようで、今回改めて余裕のあるサイズの炭化コルクに植え替えしました。またこの機会にと本種のマーケット情報をネット検索しましたが、当サイト以外見つかりません。確かに日本からはかなり離れたバヌアツ島からの本種の運送を考えれば無理もないかと。
下写真は今月撮影したDen. mooreanumで、右はじり貧状態から九死に一生を得て、今回新たに植え付けた株です。栽培法が分かったので一安心です。

