Chiloschista viridiflavaが現在開花中です。咲き始めからすでに1か月半ほど経っています。どうしてかキロシスタはネットの画像を見る限り、そのほとんどがベアールートの状態で木片やコルクに取付けられたままの状態です。海外栽培あるいは生息環境とは湿度など相当異なる筈であるのに単に小さな木片に乗せているだけの、外部環境に直に影響を受け易い取り付け状態が果たして最善なのかどうか。この方法で趣味家はキロシスタを現状維持ではなく株をより大きく成長させているのかどうかに興味があり2株ほど入手しました。 花が終了してからが栽培技術の本番となりますが少し調べてみようと思っています。
第一の疑問はネット画像で見られるような限られた木片面積では根は木片の表側だけでなく裏まで蔓延りやがて根同士が重なり合うようになります。こうなると根が光合成するキロシスタ(2㎝程の小さな2-3枚の葉のみ)にとっては木片裏側の受光量は少なく、また表面もやがて限界となります。さらに根が重なり合えば下層の根は枯れ木片接着面側からの水分の摂取も難しくなります。あるいは木片のサイズが小さければ、根が木片から離れ空気中に垂れ下がることになります。そうなれば一見そのままで良いようですが、根を空中に垂らす栽培法ではVandaと同等の空中湿度が必要であり温室なしで十分な湿度を確保するには1日数回の水撒きの重労働の覚悟無くして国内の気候下ではほぼ不可能です。よって栽培を容易にするには、活着する根張り空間をかなり広く取り可能な限りかん水頻度を下げる必要があるように思われます。その辺りからのまず工夫でしょうか。

