新入荷種の植え付けと整理

 東京ドームラン展が終わりました。当ブースに来られた多数の趣味家の方々には感謝申し上げます。これから1週間程は温室の整理と、ラン展直前にフィリピン訪問で持ち帰った株とマレーシアから2代目に持って来て頂いた多数の株の植え付けがあり、その中には新種や現在のマーケットにはほとんど見られな原種も含まれこれらは順次本サイトにて紹介していきます。

 ラン展では希少種に人気があることは分りますが、今回意外であったことは罰ゲームに使う?のではと思われる程のハエの好きそうな強烈な匂いのする花が咲くコンニャク芋Amorphophallusや、またコブの塊のような蟻シダLecanopterisが好評で2日程で売り切れたことです。これらは2年前に共同出店していたフィリピンラン園が持ってきたものと同じで、若い人が買っていくのを見て試しにと半ば冗談のつもりで出品したものです。もう一つの出来事はミンダナオ島の新種の一つを展示していたところ、OrchideenJournalの編集者が来られ、この種名は自分の名前から付けられたもので、ネットで調べていたところ本サイトの歳月記にその品種名があり、現在日本にある筈がないのだが、どうして誰から入手したのかと質問に来られたことです。勿論、CITESや植物検疫ドキュメントは揃っていることと、市場性の高い新種の入手ルートは企業秘密で他人に明かすべきことでないことはご存知であろうと説明しつつも、一体ドイツではいくらで売られているのか伺ったところ日本円で3,000円程とのこと。それではあなたに敬意を払い日本では3,500円で販売しようなど、やがてランの話で互いに気が合い数冊のJournalを頂くことになり、本サイトの出品には珍しい種が多数あって興味深いので、ぜひドイツ・ドリスデンでのラン展に参加してはどうか、協力者を紹介するなどの誘いもありました。

 趣味家との栽培話や、こうした出来事の中で無事東京ドームラン展を乗り越えたものの、これから1週間程は、ラン展後に発送のプレオーダー作業が続き、今後もしばらく休む時間の無い日々が続きそうです。2か月後には再び海外買付が始まります。