Schoenorchis buddleiflora

Schoenorchis juncifoliaがマレーシアIpoのラン園のカタログリストにあり、昨年9月これを仕入れたところ20cm未満のかなり小さな株で期待外れでしたが先月そのなかの1株に花芽がでて今月開花しました。Schoen. juncifoliaの花サイズは通常1cm – 1.5cmに対し、今回入手した株の花は多輪花ですが1輪は5mmほどです。2017年7月の歳月記でCleisostoma williamsoniiとしてキャメロンハイランドで入手した株がSchoen. juncifoliaのミスラベルであったことを取り上げましたが、その際にSchoen. juncifoliaの花を実際見ており今回の株もまたミスラベルと分かり、調べたところとSchoen. buddleifloraでした。Schoenorchis属のミスラベルはこれで2回目です。結論とすれば売る方も買う方もSchoenorchis属についてよく分かっていないと言うことでしょうか。

 しかしSchoen. buddleifloraは小さな花ですがよく見ると、色合いも良くなかなか可愛い形をしており、ボルネオ島および西スマトラ島の標高500m – 2,000mに生息とのこと、そこで国内マーケットを調べてみたところSchoen. juncifoliaは多数の売買がみられるものの、本種は5年ほど前のあるサイトに珍品と称し8,000円程の価格が1件のみあり他に見当たりません。現在保水力の高いソフトFernに取り付け、中温室にて栽培しており10株ほどある株は全て良好な状態となっています。ちなみに、今月のサンシャインラン展に開花前であったため入手時の種名Schoen. juncifolia名で1,500円で出品しましたが見向きもされませんでした。Schoen. buddleiflora名で花が咲いていれば買われる方がいたかも知れません。正しい名で再度東京ドームに出品予定です。ミニタイプの花を好まれる趣味家には格好な種と思います。こちらも下写真のピンク色だけでなく青色のカラーフォームもあるようです。さて海外の本種の価格を見るとAmazonで38ドル、AndyOrchidsで36ドルが見られ、Schoen. juncifoliaより小型にも拘らず高価なようです。種名が確認できたので500円アップの2,000円で販売です。

Schoen. buddleiflora
Schoen. buddleiflora