続大株

 マレーシアに21日から出かけ昨日24日帰国しました。順次本サイトで入荷したランを紹介していきます。若干遅れますがサンシャインラン展のプレオーダーは28日頃となる予定です。現在仮植えを行っており一部の本植えも始めました。下写真は本日25日の植え付け株の一部です。いずれも一般サイズと比較してこれまでにない大きさの株です。

 写真1は左側の株が今回入手したPhal. modestaで、右隣の小さい株が一般サイズのPhal. modestaです。それぞれ最大葉長は34cmと14cmです。34cmはこれまで20年近い胡蝶蘭の収集のなかで最大のサイズで、別種の如き印象です。E. A. Chiristenson “Phalaenopsis A Monograph”に記載の最大長23cmを遥かに超え、幻の変種Phal. modesta var. bella (1992年H. Roellke)の葉長30-40cmかも知れませんが、この変種の株や花写真がネット上には見当たらないため下写真の株が開花するまではその変種なのかどうかは不明です。今回ほぼ同一サイズを2株入手し、1株は販売し1株は交配用親株とする予定です。上段中央写真は左写真の小さい方の株の花後の花茎を映したもので、この株がNBSではなく一般サイズであることを示すものです。

 写真2はPhal. venosaです。こちらも異常な大きさです。左が今回入手の株、一方右側が開花中の一般BSサイズです。葉長はそれぞれ33cmと22cmです。Phalaenopsis A Monograph”記載の最大長22cmを10cm程オーバーしています。大株の方は多数の花茎や高芽が出ています。

 写真3はBulb. binnendijkii Sulawesiiです。最長葉サイズは36cm x 15.5cmで、こちらもこれまで入手した本種の中では最大サイズとなります。Bulb. binnendijkiiはボルネオ島とJavaが知られていますが、Sulawesi島のBulb. binnendijkiiは比較的新しく2008年に発見・記載されました。本種は写真の炭化コルク付け以外に木製バスケットの植え付けも行いました。また写真4はCleisocentron merrillianaumです。4年ぶりの入荷です。大きな根塊のため木製バスケットの斜め吊りとなっていますが、バスケット当たりこのサイズで1株です。すなわちバスケットそれぞれは7茎からなる1株のクラスター株となります。茎の長さはいずれも80cmです。

写真1 Phal. modesta
写真2 Phal. venosa
写真3 Bulb. binnendijkii
写真4 Cleisocentron merrillianum