写真1はフィリピンから持ち帰ったEuphlebium spの6株です。昨年フィリピンよりEuphlebium balzerianumとbicolenseを入手しました。これらは1日花のため人気が今一つです。展示会に出し審査時点では花が咲いていても翌日の初日には枯れていると言う何とも都合の悪い性質もその原因の一つかも知れません。一方で短命であるが故に花への愛着が湧くもので謂わばマニア向けと言ったところでしょうか。Den. amboinenseも代表的な1日花ですが、こちらは浜松温室では年に2回、全株が一斉に開花します。一方Den. crumenatamは年3回、またDen. insingneはほぼ4回です。それに対してEuphlebium balzerianumとbicolenseの2種を一緒に栽培している温室内では、株単体の開花は年3回程と思いますが、前種の一斉開花とは異なりそれぞれがばらばらに開花する性質があり、2種合わせて20株以上を栽培していると、冬季の4か月を除き毎月どれかの株で花が見られます。Euphlebium属はフィリピンに8種程知られています。しかし今回の6株は種名不詳での入荷のため開花まで分かりません。
写真2はCymbidium Bukidnonのsp2種とCym. aliciaeの植え付け後の風景です。順化には1-2か月程を要すると思います。5月中旬タイから10株を入荷した大株のCym. aloifolium f. flavaは今月に入り新芽が見られるようになり順化が完了したところです。

