先月マレーシアから持ち帰ったセロジネの内、種名不詳が3種あり、その一つはCologyne sp red-lipとして画像を先日掲載しました。残る2種の取り付けが終了しました。下写真上段は一見バルボフィラムと見間違える様な、セロジネに一般的に見られる薄葉で縦の葉脈が入っている形態ではなく、葉に厚みがあり株も垂直方向に直線的に伸長しています。バルブに縦皺がなければバルボフィラムとまず間違えます。長く下垂する花茎に、セパルペタルは白色でリップに黄色の斑点のある花がかなりの数で同時開花するそうです。
一方下段はCoel. monilirachisに似た形状のしかし白色の花との園主の説明でしたが、Coel. monilirachisはバルブが下写真とは異なり細長くスリムで、写真のような滑らかな表皮の円錐形とは異なります。バルブ形状からはCoel. longifoliiaかCoel. bicamerataと思われます。いずれもクールから中温タイプであるため、現在中温室にて順化中です。Coel. odoardiと共に入荷したようなのでボルネオ島生息種の可能性がありますが、後者2種はそれぞれインドネシアスマトラ島とスラウエシ島ですので、現在生息地を確認しているところです。いずれにしても開花するまでは種名は分かりません。


