昨日NHK特設サイトで、国内のラン業界にも深刻なコロナウイルスによる被害が及んでいることを知りました。慶弔用胡蝶蘭マーケットですが1/3程度に減少しているとのことです。一方、フィリピンではマニラ首都園のロックダウンによりランの出荷は止まったままだそうです。このため農園では、これまで開花間近な株を出荷していたものの、行き先を失った数千株が満開となり、作業者にとっては始めて見るその美しい風景を喜んでいるとのオーナーの強気のコメントもありました。裏返せば、その次に来るものは何か?そう思わざるを得ない深刻さが伺えます。
当サイトでは原種のみの特殊なマーケットを対象としていることから影響は余りありませんが、問題はラン生息主要国間との渡航制限によって、海外からのランの入手ができないことです。おそらく夏ごろから渡航制限も緩和すると思いますが、ラン生息国での実際の感染者数や潜在感染の恐れは、しばらくは残ると考えられ、こうした国に出かけるには、ワクチン接種を行った上でないとリスクが高く、結果としてワクチンが出来るまでの1年近くは渡航は困難です。EMSによる対応もあり、これができるのがいつになるかです。それまで当サイトでは現在8,000株ほどあるランの植え替え等の整理と、入手以来4年以上開花が見られない株、名称不詳のsp株などを中心に栽培管理を強化する予定です。 いずれにしても1日も早いコロナウイルス問題の終息を願うばかりです。