しばしば本種を取り上げていますが、今回は大きな花が開花したため、これを測定しました。写真1がそれで本種は花のspur(花の後ろの突き出た部分:距)は5mm程なのでセパル長は約8cm強となります。この株は写真2に見られるように現在新芽が4本、成長していることから2-3年後には先月取り上げたような多輪花となれば相当見応えがあるのではと期待しています。
ちなみに本サイトの写真にしばしば見られる木製バスケットは、マーケットで一般に販売されているチーク材がもつ薄茶色とは異なり、木片の多くが白い色をしています。これはリサイクルによるものです。当サイトでは大・中・小サイズのチークバスケットを、現在それぞれ数百個使用しており、これを2-3年間使用後の植え替え時毎に廃棄するには資材コストも増えるため再利用をしています。植え込み材の再利用は厳禁ですが、バスケットでも一度使用したものを植え替え時に他株の植え替えに用いれば、疫病やウイルスなどの感染可能性があり、水洗い程度では使用できません。このため当サイトでは、7%次亜塩素酸ナトリウム溶液を、水約1リットル当たり30ミリリットルで薄めた、よってかなり高濃度の溶液に、数時間浸けて殺菌します。その後、これを水洗いした後に2-3日間、日干してから再利用しています。この処理で木製バスケットの場合、3回程度使用でき、1回の植込み期間が2-3年として7-8年間利用できることになります。プラスチックポットも同様に次亜塩素酸処理で再利用することがあります。では素焼き鉢はリサイクルができるかですが、素焼きは多孔質性による通気性や透水性が特徴です。これが2-3年の使用で肥料カスやカビ等で一度目詰まりした細孔は、薬品や水洗い程度で容易に洗い流すことはできないため、焼き直し以外の再利用は困難です。当サイトのバスケット木片の白さは、高濃度の次亜塩素酸ナトリウム溶液への含浸による漂白作用によるものです。

