クールから中温室エリアで散水をしていたところCoel. bicamerataが開花しているのに気付き、この機会にと植え替えを行いました。Coel. bicamerataはスラウエシ島標高1,100m – 2,000mのコケ林に生息する中温タイプのセロジネです。国内マーケッをネット検索しても販売情報は本サイト以外なく、当方も2016年1月にCoel. spとして本種を入手して以来、入荷はありません。下写真1-3に見られるようにセパルペタルが白色でリップ基部が緑色一色の上品な色合いで、猛暑の中にあって清涼感のある姿です。果たしてどれだけ在庫があるのか調べたところ5株ありました。すでに前回の植え付けから4年近くも経っているので、これらを含めこれまでと同じ、スリット入りプラスチック長鉢にクリプトモスで植え付けを行いました。
写真4は炭化コルクに植え替えしたDen. piranhaです。本種は.ボルネオ島の標高1,400m以上に生息しており、同じボルネオ島生息のDidtichophyllum節Den. olivaceumやDen. lamrianumとは近縁です。これらもそれぞれ4-5株ですが栽培しています。当サイトが在庫するDen. olivaceumは白と緑色のflavaフォームです。問題はDen. piranhaは木製バスケット植えで良く成長し最長株では1m程になっていますが入手以来開花がありません。よく本種はミスラベルが多いとのことで、おそらくミスラベルであっても前記2種のいずれかと思いますが、それでも良いとする購入者以外、開花するまでは販売できないとしています。株形状からはそれぞれ3種には決定的な違いはありません。前記2種は今春に炭化コルクに植え替えを行い状態が良いので、写真に示すようにDen. piranhaもコルクに植え替え、これまでの薄暗い場所からLED蛍光灯と接触する程の近くに吊り下げてひたすら開花を待つばかりです。
Coel. cupreaは5株程栽培をしており毎年開花しています。開花は常に花茎当たり1輪で数ヶ月間次々と咲き続けます。現在開花中の写真5もCoel. cupreaと思われますが、名称が cupreaからして銅色の筈にもかかわらず、この株だけが全体に薄黄緑色です。Coel. cupreaはボルネオ島とスマトラ島標高1,000m1-2,500mのコケ林の生息で低 – 中温種です。当サイトの株はボルネオ島生息株です。
写真6は2003年登録でスラウエシ島標高1,400m以上に生息のバルボフィラムBulb. novaciaeです。こちらも4年ほど前に入手し現在2株のみの栽培です。岩性とされますが当本サイトでは炭化コルク付けの中温室栽培で毎年開花しています。15cmと大きな花です。入荷時のラベルは何故かBulb. sulawesi albaでした。本種もマーケット情報は当サイト以外見当たりません。





