Dendrobium flos-wanua

 今月の歳月記にツートーンカラーのDen. dianaeを取り上げました。入荷時のこれら株は小さな木片に粗末に取り付けられた5㎝程を最小に2-3㎝のバラツキのある背の低い20株程であったことは前回説明しました。その同じ入荷ロットの中に一際背丈の高い株が4株程混ざっており、その株が開花しました。Den. dianaeとは花フォームが異なり、調べたところ同じカリマンタン生息でDen. dianaeとは1年遅れの2011年登録の新種、Den. flos-wanuaであることが分かりました。疑似バルブや葉形状からはDen. dianaeと区別することはかなり困難で敢えて違いを言えば、葉がややDen. flos-wanuaがスリムであると言ったところです。国内では実生がマーケットにあるようですが、入荷株の様態を考えると開花した株は野生栽培株と思われます。

Den. flos-wanua
Den. flos-wanua