Phalaenopsis pulchra

 胡蝶蘭原種のほとんどは下垂する葉のためヘゴ板やコルク付けによる栽培が必要ですがPhal. pulchraはポット植えが可能な数少ない種の一つです。花色はセパル・ペタル共に全面赤味のある紫色で稀に青味の強い色も見られます。現在浜松にて開花中のカラーフォームは写真1のこれまで見た限りでは最も濃い赤紫色であることから撮影してみました。レイテ島生息株です。一方、写真2は1mのヘゴ板に取付けたPhal. pulchraクラスターで元は一株です。全体で20株を超えますが高芽が高芽を生む繰り返しによる増殖です。最近は頻繁にクラスター造りを進めており、原種株の自然での風景が表現できればとの目的からです。これらクラスター株は展示用ですが、今後は受注生産での販売も行う予定です。このため現在、機会があるごとにサプラヤーには株の細断はしないで出荷するよう要請しています。

写真1 Phal. pulchra
写真2 Phal. pulchra