Den. moshcatumはインド、ネパール、タイ、ミャンマー、中国、ベトナムと広範囲に生息し最大2m程の背丈をもつ大型のデンドロビウムです。じゃ香の香りがする9cm程の比較的大きな黄色の花が一つの花茎に9-12輪同時開花します。国内市場では1m以下のサイズの株が1,000 – 2,000円と安価に販売されているようです。今回本サイトではこのDen. moschatumを20株入手しました。1株当たり平均5本の茎から成り、その長さはそれぞれ1.5mから2mほどの長さです。これを例えば1株1,500円で販売しようとすれば、茎の長さが収納できる箱のサイズから株代と宅配便費とはほぼ同等で、その手間を考えれば販売メリットはほとんどありません。
ではどうして今回本種を入手したかと言えば、一抱えある程の大株仕立てが目的です。1株2m近い平均5茎の株を大型バスケットに9-10株ほどを寄せ植えし、50茎からなる株に仕立て、しっかりと肥料を与えて、これを開花させた場合の景色がどうなるかに興味を持ったからです。50茎の大きなクランプであっても価格は精々15,000円ほどの一方で、栽培を上手く行えば数百輪の華麗な開花が見られるかもしれません。展示用仕立てです。これだけのサイズの株を収納し栽培できる温室をもった趣味家は全国でも少ないと思いますが、こうした商品も一興ではと思います。今回20株を得たことでクランプ仕立てを2組作る予定です。写真1は植付け待ちの仮植えで、吊り下げられていますが本種は半立ち性であり植え付けの際には立った姿勢となります。写真2は本種の花です。

